こんにちは
あだちみなと歯科、衛生士の島谷です
夏も終わりが近づいてきていますが
まだまだ残暑が厳しい日が続いていますね
こまめな水分補給など熱中症対策をして乗り切りましょう

今日はお子さんのお口についてお話したいと思います。
お子さんがお口をぽか～んと開けている時ありませんか？
「お口を閉じなさい！」と注意しても、また開いている事はありませんか？？
もしかしたらそれはお子さんの不注意ではなく、他に原因があるかもしれません

お口がぽか～んとなってしまう原因として
・お口の周りの筋肉が弱い
・舌癖がある(舌が正しい位置にいない)
・舌小帯が短い
・アレルギー性鼻炎がある　などが考えられます。

お口ぽか～んが続いていると口呼吸になりやすくなります。
鼻呼吸の場合
空気に含まれる雑菌・ウイルスが鼻毛や繊毛にキャッチされ、温かい空気が肺に運ばれて行きます。

口呼吸の場合
口の中には繊毛などがないため、雑菌・ウイルスの含まれる冷たい空気が直接肺に運ばれます。
その結果
・口の中が乾燥することにより、唾液量が減りむし歯・歯周病・口臭の悪化
・歯並びが悪くなる
・顔のゆがみが発生しやすくなる
・風邪やインフルエンザに感染しやすくなる
・アレルギー性の疾患
・呼吸器・循環器疾患
　など、様々な悪影響をもたらします

お子さんの健康状態はもちろんの事、歯並びもお父さん・お母さんが気になるところだと思います。
歯並びは遺伝ではなく、お口の周りの悪習慣が影響して変化していきます。
改善するには、舌・唇・顔面など、お口の周りの筋肉を強化して正しく機能させる
口腔筋機能療法(MFT)トレーニングが必要です

あだちみなと歯科では、お子さんの健診時にむし歯だけではなく
歯並びについても診させて頂いています。
お子さんのお口の癖など、気になる事がありましたら
お気軽にご相談下さい

お口ぽか～んを治して、正しい呼吸・きれいな歯並びで健康な生活を送りましょう