こんにちは、あだちみなと歯科の歯科衛生士の大鹿です![]()
最近、天気が微妙な日が続きますね![]()
もう春はすぐそこなのに、天気のせいかなかなか気分があがらないですよね![]()
さて、今日は歯ブラシについてお話します![]()
みなさんはどれくらいのタイミングで歯ブラシを交換していますか![]()
この歯ブラシいつまで使えるのだろう?
毛先はそんなに開いてないからまだ使えるしなぁ。。。
と、気がついたらずっと使ってるかも…なんてことはありませんか?
(中には、半年、いや、一年!という方もみえました![]()
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交換時期がわからない方や、汚れが落ちにくいという方は以下を参考にしてみて下さい![]()
歯ブラシの交換時期、目安
まず皆さん、1日何回くらい歯を磨きますか?
朝、夜と1日2回磨く方もいれば、朝・昼・夜1日3回磨く方もいます。
1日3回磨いた方で歯ブラシの交換目安は大体1ヶ月くらいといわれています。
なので歯医者では、大体1か月に1回の間隔で歯ブラシの交換をお勧めしています。
しかし、朝とお昼は職場にある歯ブラシでみがいてたり、磨く回数が少ないと
その分だけは使用していないので、もう少し交換時期をのばしてもいいかと思います![]()
歯ブラシにつく細菌たち
お口の中は、600種類くらいの常在菌が何億個いるといわれています![]()
虫歯の原因となる菌、歯周病の原因となる菌がいる一方で、体の外から有害ウイルスや
病原菌が体に入りこみにくくしてくれるいい菌もいます。
お口の中でこの菌たちが争いをして、口の中が安定に保たれているのです。
そして歯を磨くことによって歯ブラシの毛先には、これらの菌がたくさん付着しています。
特に古くなった歯ブラシには菌が多く、保管が悪いと歯ブラシの中でさらに繁殖しているのです![]()
ある調査によれば、3 週間程度使用した歯ブラシには、およそ100万個もの細菌が付いているそうです。
なので1か月以上も使うとトイレの菌よりも多いといわれています![]()
(80倍くらいらしいです
)
歯ブラシをしたあと、軽く水で洗い流して終わりという方も多くいますが、歯ブラシには
菌や汚れがたくさん付着するので、それだけでは菌や汚れ、歯磨き粉などは落とせていません。
なので歯を磨いた後は、指で歯ブラシの先端の毛先の部分をしっかり水で洗い流して、
汚れが取れたかどうかしっかり確認してください![]()
そしてその後は必ず水気を取り、風通しのよい場所で保管してくださいね。
毛先の部分に水分が残っているとカビや雑菌が繁殖してしまう原因にもなります![]()
同じ歯ブラシを使い続けると・・・

毛先の開いた歯ブラシで磨くことによって、汚れが落としきれず、汚れが残ったままに
なり、除去率が悪くなります。
なので磨いていても汚れが落ちてないと感じたりする方は、もしかしたら歯ブラシが
もう開いてきているのかもしれません![]()
交換時期の目安は一か月と言いましたが、歯ブラシがもう開いていては汚れの除去率が
悪くなってしまいますので、交換するようにしてください。
一か月以内に毛先が開いてしまう方は、もしかすると、歯ブラシの圧が強くて
歯茎を傷つけてしまっている可能性もあるので、今一度見直してみて下さいね![]()
