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開業してから一年経ちました★



こんにちは、あだちみなと歯科衛生士の大鹿です

あだちみなと歯科ですが、5月で開業してから一年が経ちました。
スタッフ一同これまで以上に精進して、老若男女問わず皆様が来やすい環境、
雰囲気づくりを徹底してまいりますので今後ともよろしくお願いします


さて、開業一周年ということで自粛ムードの中スタッフ皆で一周年のお祝いをしました
本当は外でお祝いしたかったのですが、世間がこういう状態なので、院長が豪勢なお寿司を用意してくれました。

私にとっておいしいものを食べることが色々ある中の生きがいの一つなのですが、このコロナで外食も自粛を余儀なくされてかなりつらかったです
そんな中でのお寿司だったので、お寿司大好きな私としては前日からウキウキでした
みんなでおいしく頂きましたよ


一般的にご飯を食べるときに一番大事なのはまず視覚で、その後嗅覚、味覚と続きます。
でも結局視覚がよくてもおいしくなかったり、逆にまずそうに見えてもおいしかったりありますよね。

私は見た目悪くてもけっこう味覚を一番気にするタイプです
おいしいものを食べると気分的にもめちゃくちゃ上がります



味覚が大事ということで、今回は新型コロナウィルスの症状の一つでもある味覚障害についてお話ししたいと思います。

まず、味覚障害とは、通常の味を感じることができなくなる病気です。
味を感じる感度が低下したり、味がしなくなる症状があげられます。

ほかにも、何も口に入れていないのに変な味がすることや、何を食べてもまずく感じる味覚異常も、味覚障害の一つです。
そうなってくると食事に対しての楽しみもなくなりますよね


歯科の分野では、味覚障害の原因としてお口の中の清掃不良、口腔乾燥や咀嚼の不足等があげられます。
汚れを洗い流してくれる唾液の分泌量が少なかったり、口の中が渇いていたりすると舌にも汚れがつきやすくなります

その汚れにより、舌に存在する味の刺激を感じる部分が覆われてしまい、味の物質が味細胞に到達せず、味覚を感じにくくなることが考えられます。


またタバコを吸われている方は、舌の細かい部分が舌の汚れにまみれてヤニが沈着し、
味覚を感じる部分を覆ってしまうことで味覚を鈍化させてしまうこともあります

舌の味細胞がニコチンやタールにより悪影響を受け、味覚が鈍くなるのです。

これが軽度の味覚障害で、特に薄い味が感じ取れなくなります。
喫煙者が味付けが濃いものを好むのはこれが原因です

タバコをやめるとご飯がおいしく感じるという話をよく聞きますが、禁煙することで
味細胞が徐々に復活し、本来の味覚が取り戻せるようになるのです


味覚障害は、加齢に伴い口腔機能が低下してくるとおこりやすく、さらに高齢になるとこの病気になる人が増えてきます。
(男女比は2:3で女性が多いそうです。)


舌ケア等の話は前回のブログに詳しく載っていますので、それを参考にしてくださいね


新型コロナウイルス感染で味覚の障害が起きることはニュースなどでご存知の方も多いと思いますが、上記のことから新型コロナウィルス以外の原因でも味覚障害は起こります。

匂いと味が分からない=新型コロナウイルス感染ではありません
症状だけでは新型コロナウィル感染なのか、それとも他が原因なのか区別はつけることはできないことが難点ですね



ウイルス感染による嗅覚、味覚の障害には緊急性はないそうです。
なのでもし症状があれば、まずは自宅で自然治癒を待ち、2週間以上経過しても変わらない場合は、歯科医院等の医療機関を受診することをお勧めします。